未経験からインフラエンジニアになるには?学ぶ順番と資格のロードマップ
2026/10/5
インフラエンジニアは、未経験からIT業界に入る入り口として選ばれることが多い職種です。一方で「何を勉強すればいいのか全体像が見えない」という声もよく聞きます。
この記事では、仕事内容から学ぶ順番、資格までを順を追って整理します。
インフラエンジニアの仕事内容
Webサービスやアプリは、裏側でサーバーやネットワークが動いて初めて使えます。その土台を作り、止まらないように守るのがインフラエンジニアです。
仕事は大きく3つに分かれます。
- 設計:どんなサーバーやネットワークが必要かを決める
- 構築:設計に沿って、実際に機器やクラウドを設定する
- 運用・保守:正常に動いているか監視し、トラブルがあれば対応する
未経験の場合は、運用・保守からキャリアを始めるケースが一般的です。
向いている人
- トラブルが起きたとき、原因を一つずつ切り分けて考えられる
- 派手さより、安定して動き続けることに価値を感じる
- 手順書どおりに正確に作業するのが苦にならない
学ぶ順番
1. パソコンとネットワークの基礎
IPアドレス、DNS、ルーターなど、「インターネットがどうつながっているか」の基本を理解します。ここが曖昧なままだと、後の学習がすべて丸暗記になってしまいます。
2. Linuxの基本操作
サーバーの多くはLinuxで動いています。ファイル操作、ユーザー管理、ログの確認など、黒い画面(ターミナル)でのコマンド操作に慣れるのが目標です。
Linuxを初めて触る人向けの定番の入門書です。コマンドの意味を一つずつ確認しながら進められます。
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3. サーバーを自分で立ててみる
自分のパソコン上に仮想環境を作ったり、クラウドの無料枠を使ったりして、実際にWebサーバーを立ててみます。手を動かした経験は、面接でも具体的に話せる材料になります。
4. クラウドの基礎
近年は、自社で機器を持たずにクラウド(AWS、Microsoft Azure、Google Cloudなど)を使う企業が増えています。基本的なサービスの種類と、料金の仕組みを理解しておきましょう。
未経験者が目指しやすい資格
資格は必須ではありませんが、未経験者にとっては学習した証拠として評価されやすくなります。
| 資格 | 内容 | ポイント |
|---|---|---|
| CCNA | ネットワークの基礎(シスコ社の認定) | ネットワーク系の求人で評価されやすい |
| LPIC / LinuCレベル1 | Linuxの基礎操作と管理 | サーバー系の基礎固めに向いている |
| AWS Certified Cloud Practitioner | AWSの基本的な知識 | クラウドの全体像をつかむ入門として最適 |
最初の1つは、興味のある分野に合わせて選ぶのが続けやすいコツです。受験料や試験の範囲は改定されることがあるので、申し込み前に各公式サイトで最新情報を確認してください。
独学とスクール、どちらがいい?
- 独学が向いている人:自分で計画を立てて、調べながら進められる
- スクールが向いている人:学習の順番に迷いやすい、転職サポートまで受けたい
インフラ分野には、学習と就職支援をセットにした未経験者向けのスクールもあります。無料の説明会で内容を聞いてから判断すると失敗しにくくなります。
インフラエンジニアが本当に自分に合っているか確かめたい人は、IT職タイプ診断で他の職種との相性も見てみてください。5つの職種の違いはこちらの記事で比較しています。